HOME > 社長室 > 東京京浜ロータリークラブ例会卓話「第16回木村準コンフィデンシャルレポート:続・北朝鮮、三代世襲の行方」

東京京浜ロータリークラブ例会卓話

テーマ 「第16回 木村準コンフィデンシャルレポート:続・北朝鮮、三代世襲の行方」
日時 2012年07月17日
会場 グランドプリンスホテル高輪


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卓話の要約

<金日成生誕100周年>

* 4月12日:党代表者会、金正恩、党第一書記に就任
* 4月13日:衛星打ち上げに失敗
* 4月13日:最高人民会議、金正恩、国防委員会第一委員長に就任
* 4月15日:軍事パレード、金正恩 20分間演説
* 軍、党、国家、全ての最高ポストに就任
* 金正日死後三ヶ月あまりで、後継体制が確立された。

<新体制の開始>

* 金正日死後、人事の変更が様々に行われてきたが、今回の最大人事は、崔竜海(チェ・リョンヘ)軍総政治局長への抜擢である。
* 人民武力部長へは金正覚(キン・ジョンガク)が就任した。
* 軍の3トップは崔竜海(チェ・リョンヘ)軍総政治局長、李英浩(リ・ヨンホ)軍総参謀長、金正覚(キム・ジョンガク)人民武力部長となった。
* 問題は崔竜海(チェ・リョンヘ)の立ち位置である。従来の李英浩(リ・ヨンホ)に代わり、金正恩の直近の位置に崔竜海(チェ・リョンヘ)が立つ事となる。

<直近の展開:李英浩(リ・ヨンホ)軍総参謀長解任>

* 北朝鮮の朝鮮中央通信は7月16日、朝鮮労働党が7月15日に開いた政治局会議で、金正恩(キムジョンウン)第1書記の最側近の一人とみられていた李英浩(リヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長(69)が党の全役職から解かれることが決まったと伝えた。
* 北朝鮮が朝鮮人民軍の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)大将に次帥の称号を与えたと、朝鮮中央通信が17日、伝えた。 朝鮮労働党中央軍事委員会と国防委員会の決定としている。北朝鮮側は明らかにしていないが、前日に李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長が解任されており、韓国政府は玄氏が後任の総参謀長に任命されたと観測している。
* 昨年12月28日、金正日(キム・ジョンイル)総書記告別式、霊柩車の左側には李英浩が先頭に立ち、当時の金永春(キム・ヨンチュン)人民武力部長や金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長、禹東測(ウ・ドンツク)国家安全保衛部第1副部長がその後に続いた。
* 今回、李英浩が突然解任されたことで、注目の軍部4人のうち、金正覚だけが残る形になった。

<日本の課題>

* 日本は北朝鮮の不測の事態に対応する計画がない。
* 米韓は作戦計画5029で対応する。
* 外交的対応:拉致問題以外は米韓に合わせればいい。
* 国防対応こそ必要
* 弾道ミサイルの驚異への対応
* 巡航ミサイルの驚異
* 新たにでてきた驚異、原子力発電所への攻撃の可能性
* 使用済み燃料貯蔵プールへの攻撃の可能性:原爆投下以上の被害
* 弾道ミサイルも核も必要ない。短射程の艦対艦ミサイルを領海外から発射、原発を攻撃。