HOME > 社長室 > 砺波ロータリークラブ例会卓話「木村準コンフィデンシャル・レポート 「北朝鮮、中国の核は日本を狙う」」

砺波ロータリークラブ例会卓話

テーマ 木村準コンフィデンシャル・レポート 「北朝鮮、中国の核は日本を狙う」
日時 2007年11月19日
会場 ニチマ倶楽部


卓話の要約

<北朝鮮:ミサイル連射、核実験>

 昨年10月9日午前10時35分、北朝鮮は核実験を実施した。核実験の約三ヶ月前、7月5日北朝鮮は七発のミサイルを日本海に連射した。三発目はテポドン2でハワイ方面を狙ったが、失敗したといわれている。他の六発はスカッドとノドンと見られている。ノドンは日本列島をスッポリ射程に入れる弾道ミサイルで、北朝鮮は200~300発保有している。スカッドは短距離ミサイルだが、今回発射のスカッドは射程を伸ばして、日本の日本海側や、大阪を含む南日本を射程に収めているという説がある。一般的には、北朝鮮が核の弾頭化をするにはまだ時間がかかる、と言われているが、もうすでに弾頭化に成功しているという説もある。フジテレビは先日「報道2001年」の番組の中で、北朝鮮元高官の独占インタビューを放送した。番組の中で、元高官は、北朝鮮は、ミサイルに搭載できる核弾頭をすでに10個保有している事を明らかにした。

<中国:24発の核は日本に照準を合わせている>

 中国は1966年に核搭載中距離ミサイルDF-2を配備し、この時から日本に核の照準を合わせている。1971年に DF-3を配備して、1987年には固形燃料の中距離ミサイルDF21を配備している。1997年米国防総省は軍事偵察の結果、中国と北朝鮮国境近くに 24発の、日本に照準を合わせた、中距離ミサイルが配備され、そのうち16発は固形燃料のDF-21である、と報告した。1997年に日本のある大学教授が人民解放軍・国防大学を訪問、教授9人に質問したところ、9人は24発の核搭載ミサイルが日本に照準を合わせている事をあっさり認めてしまった。 1999年米国防総省のスタッフ10名程が、訪中し、中国軍関係者に同じことを確認した。民主党の前原代表が(中国政府のシンクタンク)中国社会科学院で外交・安全保障の専門家と議論したとき、中国側は『日本を射程に入れたミサイルを持っている』と述べたそうだ。

<米国:トライデントミサイルは北京に照準を合せている>

 米海軍はオハイオ級の弾道ミサイル潜水艦を14隻所有するが、其の内8隻を太平洋に配備している。8隻のうち3隻は常時日本周辺で活動し、水中発射のトライデントミサイルで、中国、北朝鮮の主要都市や、軍事施設に照準を合せている。オハイオ級ミサイル潜水艦は24発のトライデントミサイルを搭載し、それぞれのミサイルは10個の多核弾頭を装着している。水中発射されたミサイルはオマハの戦略司令部が誘導し、北京へは15分以内に到達する。その誤差は1万km飛んで、130mと言われている。

1 2