HOME > 社長室 > 東京京浜ロータリークラブ例会卓話「第4回木村準コンフィデンシャルレポート:中国、北朝鮮の核は日本を狙う」

東京京浜ロータリークラブ例会卓話

テーマ 「第4回木村準コンフィデンシャルレポート:中国、北朝鮮の核は日本を狙う」
日時 2005年6月14日
会場 高輪プリンスホテル


卓話の要約

<ワシントン:ネオコンが中枢から外れる>

 ブッシュ政権は、国際派のパウエル前国務長官やアーミテイジ前国務副長官を更迭したが、その後、ネオコンと呼ばれる人達も外交、軍事の中枢から離れた。国防政策委員長リチャード・パールはずっと以前に委員長のポストを離れたが、ウォルフォウィッッ国防副長官は世銀の総裁に就任し、ファイス国防次官は個人的理由で国防総省を去った。国務省のネオコン、ボルトン国務次官はコンドリーザ・ライスと反りが合わず、国連大使に回されたが、議会がいまだ承認していない。左右の人達が去った、ブッシュ政権の中枢は、副大統領:チェイニー、国務長官:ライス、安全保障担当補佐官:ハドリー、国防長官:ラムズフェルド等で構成されている。

<ペンタゴン:米軍変革の混乱>

 米軍変革(トランスフォーメーション)は冷戦構造の米軍をテロの時代に適応させようというものだが、これを推し進めようとする、中核のネオコンが国防省を去る一方、ラムズフェルド国防長官もマスコミや議会の批判の矢面に立たされた。また国防省や軍のなかの古い考えの人達の抵抗も強く、混乱に陥った。一時ラムズフェルドが今年中に辞めるという情報も流れたが、最近は混乱もとりあえず収まり、ラムズフェルドも来年一杯は留まることとなった。

<中国:ヤラセデモとドタキャン外交>

 中国の反日デモが当局のヤラセであることは衆目の一致するところである。当局のオルグは3月には大学や職場を回りはじめている。しかも、反日デモの計画書は共産党中央政治局常任委員会に上げられている。この時デモに反対したのは、曾慶紅等の江沢民派の常任委員である。世間で言われている、反日の江沢民派が、反日デモを企画し、あおったというのはどうも間違いらしい。呉儀副首相のドタキャンも北京の指示で行われているが、ドタキャンを考え、指示したのは、胡錦涛派の常任委員である。江沢民=反日、胡錦濤=親日という、今まで言われている構図は180度ひっくりかえさなければいけない様である。

<北朝鮮:先送りする米国と進む核開発>

 北朝鮮が六カ国協議に応じたとしても、核放棄はなかなか難しい。核放棄の交換条件は経済援助だけではなく、韓国と日本からの米軍の撤退、も要求するだろう。米国も長期戦の構えとなり、次期政権にまたがってもしょうがないと、思いはじめている。時間がすぎていく間、北朝鮮の核開発はどんどん進行していってしまう。NHKの軍事問題の解説で有名な、江畑謙介が中央公論で、「北朝鮮はすでに核実験を完了して、核弾頭保有段階にある可能性がある」と、衝撃的なことをのべている。

<日本:核は日本を狙う>

 北朝鮮は日本を射程距離に置くノドンやテポドンミサイルを200~400発配備している。これらに核弾頭が装備される日は決して遠くはない。その時北朝鮮の核ミサイルは日本を狙うということになる。しかしこれで驚いてはいけない。反日的中国の核ミサイルはすでに現在、日本に照準を合わせている。アメリカ議会の関係者は2005年中に、中国沿岸地域に200発以上の核搭載ミサイルDF21が、発射態勢にはいると述べ、「その狙いは台湾だが、日本の主要都市も確実に標的になっていると考えてよい」とも述べている。中国の軍備増強は昨今、著しいものがあり、核ミサイルは大幅に増産配置されるものとみられる。さらに核搭載潜水艦や、巡航ミサイルの配備も決して、遠い日ではない。・・・・・平和ボケの日本よ、早く眼を覚ませ!!