HOME > 社長室 > 東京京浜ロータリークラブ例会卓話「第1回木村準コンフィデンシャルレポート:北朝鮮核爆撃」

東京京浜ロータリークラブ例会卓話

テーマ 「第1回木村準コンフィデンシャルレポート:北朝鮮核爆撃」
日時 2003年9月16日
会場 高輪プリンスホテル


卓話の要約

日米を往来していると、日本のマスコミの記事に違和感を感じる。
ニューヨークタイムズの記事やニューヨークの街頭でのインタビューでは反戦論が多い。それを受け日本のマスコミも戦争反対の論調が多いが、本当のアメリカの世論の多数は南部や中西部にある。日本のマスコミの論調に反して、現在もブッシュの支持は強い。
ハドソン研究所の日高義樹の情報によれば、イラク戦争の開始が遅れた真の理由は、米国が国連での支持を得られなかったからではなく、開始寸前にサダムフセインが投降のシグナルを米国に送ったからだ。一旦投降の決断をしたのだが、国連での米国不利の状況や、世界の反戦運動の高まりに、サダムフセインは気変わりしてしまった。
その日高義樹が物騒なタイトルの本を出した。「アメリカは北朝鮮を核攻撃する」内容の一部を紹介する。本年2月13日米国上院軍事委員会は小型核爆弾の開発予算1500万ドルを決定した。ワシントンの専門家達は、この小型核爆弾は北朝鮮の金正日を攻撃するものだとみている。しかし北朝鮮は38度線の国境地下深くに、3700台の戦車と1万3000門の大砲を配備している。またミサイルはテポドンを70発以上、短射程ミサイルもかなり配備している。38度線から韓国の首都ソウルまではわずか40km、大砲でも射程距離内である。北朝鮮は「攻撃されれば、すぐにソウルは火の海にする」といっている。北朝鮮は核爆弾を持っていても数個で、ミサイルに載せるための小型化はできてない。生物兵器も所有していない。しかし500トンに及ぶ大量の化学兵器を所有していると推測される。化学物質はミサイルやミサイル砲の弾頭に格納することができる。
日本にとっていやなことは短距離ミサイルがソウルを向いていても、ノドンはすべて日本を向いているという情報があることだ。38度線の南には37000人の米軍駐留部隊と1000台の米軍戦車が配備され、在韓米軍司令部は射程距離内のソウルに置かれている。開戦と同時に米軍は集中砲火を浴びて甚大な損害を受ける可能性がある。このような米国の劣勢をいっきょに挽回する戦術がある。それは開戦と同時に、金正日個人をピンポイント爆撃で射止めることだ。しかしイラク戦争ではサダムフセインを射止めるチャンスが2度もあったが失敗した。失敗の原因は爆弾の威力が足りなかったからと米軍は考えている。しかも金正日は開戦と同時に金剛山の地下深くに立てこもるらしい。
そこで出てきた結論が小型核爆弾の開発だ。小型核爆弾ならば金剛山もぶち抜いて金正日を射止めることができる。ブッシュ大統領は「核を持つ国には、核を使えうる」と昨年明言しているのだ。